目黒にてプサルタリーコンサートに出演しました。屋久杉で製作して頂いたMy Psalteryを師匠のギターとデュオで気持ちよく演奏させて頂きました。これからも楽器の響きをより引き出せる、自分らしい演奏や奏法を目指してゆきたいと思います!
プサルタリーは、木箱の片面に弦を張って音階が出来るようにした古代ギリシャの楽器です。
プサルタリーという言葉は、指でつま弾く弦楽器全般を指すギリシャ語のPsalleinに由来し、ハープを意味していました。聖書、特に詩編には Psalterion(プサルテリオン)という名称で登場し、伴奏楽器として用いられたと言われています。
18世紀までにプサルタリーはいくつかの楽器に派生していき、ハンマーで叩く打楽器はダルシマーとなり、鍵盤機構をつけた鍵盤楽器はハープシコードとなり、現在のピアノへとつながっていきました。20世紀になり古い音楽の演奏のために復活し、1930年代にさまざまな大きさの楽器が考案されました。にさまざまな大きさの楽器が考案されました。
現在では弓で弾くプサルタリーが主流になっています。 とはいえ、弓で弾く以外にもつま弾く、弦を叩くなどさまざまな演奏法が可能で、その音色はとても美しく神秘的です。 私が演奏しているプサルタリーは、取手・目黒他でギタースクールを展開されている加藤誠代表が研究・制作した楽器です。